【YBP M-MAG.】(ワイビーピー エムマガ)メールマガジン

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【YBP M-MAG. 57】プロジェクト始動の御報告

みなさまこんにちは。

まだ花粉症におかされておりますが、そろそろ山へ行く機会が多いだけになんだか
いろんな意味で頭が頭痛です。

さて、ここで紹介するには、ある意味“似て非なる場違いなネタ”ではございます
が、3年越しの企画が通りまして、マウンテンバイクの初心者コース製作プロジェ
クトが始動となりましたので御報告いたします。

場所は、ウイングヒルズ白鳥リゾートではございますが、いわゆるマウンテンバイ
クコースじゃないマウンテンバイクコースをコンセプトに企画をしました。

直球に言うと、「SPORTS DEPO」で買ったMTB車両で楽しめるMTBコースです。
(SPORTS DEPOで買わないと走れないと言う意味じゃないっすよ。)

初心者と言いましても、もうすでに“プロショップ”へ足を運んでしまっているい
わゆる“初心者”の方は、すでにそのマインドからして、気持ちが業界の輪の中に
入っていると言う意味で、このプロジェクトの本当の意味でのターゲットではござ
いません。(そんな意味で、似て非なるネタ。でも、そんな初心者の方も、ある意
味こちら側ホスト役ですので一緒にがんばりましょう)

ターゲットは、ずばり、それ以外の人々。
「SPORTS DEPO」店内に、野球やサッカー、スキーやスノーボード等、すでに身体
が“スポーツ”の業界に入っていて、気持ちがまだマウンテンバイクに向かってい
ない人々がターゲットです。

そんな方々の為の分岐点として、「SPORTS DEPO」と言う存在(モール出店効果状
態的)は大きな役目となると考えました。
また、一見業界的には、量販店と言う敵対心を抱きかねない存在でもありますが、
回り巡って業界の利益になると言う意味では、共存の一員でもある事は間違いの無
い事実でもあります。(暖かく見守って下さいね。)

なぜ、「SPORTS DEPO」なのかと言えば、“ウイングヒルズ”は同じアルペング
ループの企業です。
そう言う事で、物販としての「SPORTS DEPO」に対して、フィールドとしての「ウ
イングヒルズ」と言う図式がスポーツの発展、社長の理念らしいです。

と言う関係の上での“経済効果”が誰にでも理解できる仕組みかつ、関わる人々が
平等に利益を生むサイクルが完結する、と言う事で、今回のプロジェクトに大きく
出資してくれる事となったわけです。

ああ、そうそう、ウイングヒルズでダウンヒルのレースしても、物販経済効果的
(SPORTS DEPO的)にはなんにも美味しくない。そんな事実もあります。
簡単に言えば、「SPORTS DEPO」でダウンヒルバイクなんてコアな商品を取り扱っ
ていないからです。
ウイングヒルズのイベントの方にも別件で携わっておりますが、毎年、そのネック
が、ジャパンシリーズの存続を大きく脅かす“ガン”にもなっておりますが、ここ
は、社長の大きな心に救われております。
ジャパンシリーズのトップレーサーも、自転車買わないSPORTS DEPOのお客さんに
支えられているわけですね。
そう言う意味でも、“金!金!金!”って事じゃなく、成長の為の経済効果。

さて、どんなコースかと言えば、平たく言えば、自転車を選ばない路面です。
御存じの通り「SPORTS DEPO」で買えるマウンテンバイクのレベルは、承知の通
り。
そんな車両でも、十分楽しめるんだよ、と言う体験の場です。

初期の狙いは、まずは、温泉施設に隣接するレンタル車で温泉客が気軽に“マウン
テンバイク体験”ができる事。
または、お父さんもしくはマニアがダウンヒルしに来ても、家族もしくは同行人も
巻き込める作戦。

と、言っても、ママチャリやクロスバイクでも走れてしまうような路面だと、
“MTB車両の必然性”がなくては、将来性がありませんので、あくまでも“マウン
テンバイクコース”と言う定義を大切にします。

なんでもそうですが、簡単すぎても飽きますからね、人間って。
ちょっとした敷居を越えられた時に、ちょっと他人に自慢できるみたいな感じで、
人が人を呼べればな、と。
あと、わざわざウイングヒルズまで出向かせる為には、街で乗ってる感じと同じだ
とわざわざガソリン代使ってこないと思うので、そのバランスが開発設計の難しい
ところかと思いますが、ここにも今回のこだわりのポイントがあったりします。
のちほど。
まずは、“社会性”と言う意味での“マウンテンバイクコース”と言う存在意義な
意味合いが大きいでしょう。

ようは、「マウンテンバイクってどこで乗るの?」との問いに対して、正々堂々と
「ここのマウンテンバイクコースで走れますよ」と受け答える為の定義を当たり前
にする事です。(さんざん言い続けてますが、やっと実行できるか)
「SPORTS DEPO」の規模になると、ある種のパブリック性も高いと思います。
無責任に、グレーなトレイルで乗りましょう!なんて事はセールストークに織り交
ぜれないですよね。
ゴルフ用品をすすめる時に、「ああ、そんなん、河原でパコ〜ンとやっちゃってく
ださい」みたいなのあり得ないですよね。

今現状の多くのマウンテンバイクマニアの方は、極めてグレーなフィールドで楽し
んでいるところに、このスポーツの停滞性が高いかと。(それを黙認している物販
の方々の後ろめたさ、解決したいですよね)
この部分的にも、しっかり築き上げるべき業界の課題をこのプロジェクトで成し遂
げたい思いです。

あとは、やっぱり、ロードバイクが売れてる感じ、ロードバイクの便利なのは、
ロードバイクの“必然性”がそこにあり、誰もが疑いもなく定義できるからでしょ
うか。(売る側的に組み立てがMTBより手間ないって点も理解できますけど)
ただ、道路を走る上で交通ルール的に波紋もあるようですが。世間に叩かれれば叩
かれるほど、社会性のバロメーターとしても受けれるので、ヒトノフリミテワガフ
リナオセでしょうか。

わざわざ重い転がり抵抗のマウンテンバイクで道路を走るより、そりゃあ、ターボ
が効いたかのように走るロードバイクに乗って道路走った方が楽しい。
それは、誰もが“気付いてしまった事実”ではないでしょうか?
かつてマウンテンバイクに“乗らされちゃった”方々は、ある日、そんな事実に気
付いてしまえば、マウンテンバイクの必然性は、道路にはございませんからね。
(一部マニアをのぞき)

今回のプロジェクトで、“MTB車両の必然性”と言うキーワードを広めたいかと。
“モデル”になればな、と。しかもビジネスとしての。

と、言う事で、「マウンテンバイクなんて“山”で乗りゃいいジャン」と無責任に
発してきた人に「そんなボーボーでガタガタなところ、走れないよね」と。
そもそも山に勝手にトレイルは生えてこない。
必ず“人工的”に切り開かれている、そこを勝手(無意識)に走ってるだけの事
だったりします。

そんな事を誰よりもプロフェッショナルに考えて実行しているこの方に今回のコー
ス施工の担当を依頼しております。
ここにも狙いの一つ、適正なところへ利益を分配する事でその道のプロが成り立つ
システムを構築すると言う意味で、こだわりのポイントでもあります。

よくあるパターンの、能書きしかたれない自称な人が浅はかにコースデザインしま
した的な悪循環は、もういらないでしょう。
生活かけて責任持って仕事してくれるプロへ、任せた方が間違いはないと言う事
は、まあ一般論ですよね。
そう言う裏方のプロが憧れの職業になれる位の存在にしていくのも、今後の課題の
一つでもあり、今回小さいながらも一つ達成できました。


トレイル職人“マーシー”に施工をお願いしてあります。
彼のブログでその過程が報告されると思いますので、ご覧下さいませ。
http://www.trail-cutter.com/
http://blog.livedoor.jp/mtbtrail/archives/65212592.html


ちなみに、ウイングヒルズのグリーンシーズンの営業は始まっています。

<グリーンシーズンの営業期間>
●営業期間:4/25 〜10/31
ゴンドラ・MTB・キャンプのなどの営業日は下記の通りです。
※ダウンヒルコースの“フルオープン”(ゴンドラ搬送でのダウンヒル)は
6/13(土)を予定。
それまでは、トラック搬送によるコースオープンはしております。
●4/25〜5/10:毎日営業(ゴールデンウィーク期間)
●5/11〜7/17:土日祝のみ営業
●7/18〜8/31:毎日営業(夏休み期間)
●9/1〜10/31:土日祝のみ営業
※温泉は通年営業です。
詳細はウイングヒルズのホームページへ
http://winghills.net/news/


ウイングヒルズ SPORT DEPO CUP【プレスリリース】
昨年(2008年)開催の“スポーツデポプレゼンツウイングヒルズMTBフェスティバ
ル”より大会名を改めまして、今年は“ウイングヒルズSPORTS DEPO CUP”とし
て、下記各3大会を各大物プロデューサーの指揮の元に開催する事となりましたの
でお知らせいたします。

●7 月4,5 日 WingMTBfesta SPORTS DEPO Cup
(Produced by RyoUchijima)
●8 月1,2 日 Sprint Avalanche SPORTS DEPO Cup
(Produced by TadashiYashiro)
●9 月26,27 日 KONA FINAL SPORTS DEPO Cup
(Produced by MasashiTakemoto)

●主催:株式会社ロイヤルヒルズ
●主管:ウイングヒルズ MTB SPORT DEPO CUP 実行委員会
●特別協賛:(株)アルペン(スポーツデポ)
●後援:郡上市、白鳥観光協会、日本マウンテンバイク協会

ウイングヒルズSPORTS DEPO CUPの情報につきましては、下記オフィシャルウエブ
サイトにて常時情報を発進いたします。

●ウイングヒルズSPORTS DEPO CUP OFFICIAL WEB SITE
http://whmtb.com/

ウイングヒルズ MTB SPORT DEPO CUP 実行委員会
http://whmtb.com/committee.php


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◆┃イベントスケジュール
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●青木卓也の“フォームでターンが変わる!”レベルアップキャンプ
開催日:5月9日(土)
http://rideshop.jp/lc/090509_tky/

●竹のある丘から...
開催日:5月10日(日)
http://100pclove.com/takeoka/index.php

●G-MAGIC お気楽DH in 富士見
開催日:5月17日(日)
http://rideshop.jp/spl/090517/

●かもめDASH!!
開催日:6月7日(日)
http://www.route-okp.com/gatagoto/k-dash/k-dash.html

●DHチャンピオン安達 靖の“ ウイングヒルズ攻略”レベルアップキャンプ
開催日:6月13日(土)
http://rideshop.jp/lc/090613_adachi/

●ウイングヒルズ何本でもダウンヒル
開催日:6月13日(日)
http://whmtb.com/ndh/index.php

●丸山由紀夫の“コーナリング道場”レベルアップキャンプ
開催日:6月28日(日)※6/7より開催日を変更しました。
http://rideshop.jp/lc/090628_yko/

●Wing MTB Festa SPORTS DEPO CUP
開催日:7月5日(日)
http://whmtb.com/090705.php

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2009/05/03